『 祈り 』
主なる神さま
秋の日差しの中で、応援する人生の豊かさに気づいたのは、
子供たちに声援を送っていたときでした。
努力を積み重ねて形になったときの喜び、
機会を得られず、力を発揮する場がなかったときのくやしさ。
目標を懸命に追いかけながら、うまくいかないつらさ。
共に喜び、共に涙を流し、心を豊かに耕されてきました。
そして気づきました。
私もいつどんなときも、見守られて来たことを。
一人で歩んできたと力んでいました、
そこには常に、応援してくれる人の祈りと励ましがあったのです。
天を見上げます。
人生の旅路を走り、最終コーナーを何とか走りぬこうとしている私に、
天上の友が声援を送ってくれているでしょう。
私を見守ってくれたひとりひとりが。
主の愛に包まれて、天に帰るその日まで。
信徒の友 2023年10月号(日本キリスト教団発行) 祈りより
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